Diversifying Symbiosis 2

新旧の空間の対話及び衝突により、新たな空間に刺激が与えられると考えています。リノベーションの設計の際には、出来るだけ既存の空間に敬意を払いつつ、新たな空間を挿入する事により、新たな空間と古い空間の相互に新たな意味が生まれます。

「本棚の家2」では、既存の木造軸組をいかに活かしながら、新たな空間を創り出すかを考えました。床面以外の新たな空間の要素として、壁面は全て白の本棚とし、既存の木造架構はクリア塗装で仕上げ、新旧の空間や素材を明確に表現しました。

既存の勾配天井をつくっていた梁は、新たな住空間の障害になる可能性がありますが、その部分に新たな本棚を挿入し、構造体を主体としたデザインとすることで、新旧の空間の対話が実現しました。

リノベーションをする事は新たな空間で生活するために、建築に手を加える際には、歴史や空間を継承する姿勢も大事にしたいと考えます。