Urban Square 1

集合住宅を設計する際には、「集まって住むこと」を改めて問い直し、その土地ならではのコンセプトを考えます。住まいを足し合わせた建築ではなく、集まっているからこそ得られる空間を創りたいと考え、道の空間と広場の空間を創り出せないか、考えています。

「集まって住む」からこそ、集合住宅において、住まい手が自由に使うことが出来る広場の空間が必要ではないか、と考えています。

集合住宅へ至る際には、街から道路を通って到達します。しかし、多くの集合住宅において敷地内に足を踏み入れた途端に、都市空間にある広場と道の空間は喪失します。

エントランスホールから各住戸へ至る廊下などは、ただの経路となっており、人間関係を遮断しています。人が集まり、憩い、自然を感じることの出来る広場を創りたいと考えております。

 

Void in a Forestでは、西欧の広場のような「都市の中庭」を創り出しました。この中庭は壁面とルーバーで内包された空間です。

経済的合理性を追求する集合住宅において、このような広場の空間を創り出すことは困難を伴います。

 

法規制などを詳細に検討し、ふくらみのあるパブリックスペースを合理的に創り出すことを考えております。