Wavering Nature 2

各住戸が連なる構成の集合住宅では、窓の大きさや配置に制約があります。廊下や共用部分の面積をコンパクトにしつつ、出来るだけ各住戸の窓をつくる面を多くして、明るく開放的な住空間を創りたいと考えています。

 

Void in a Forestでは、中庭をつくることで、パブリックスペースに自然の潤いを創り出しています。直方体のボリュームから中庭を欠きとる構成により、外壁面が増えました。

中庭に面する住戸では、中庭に向けて窓を開け、採光と通風を確保すると共に、中庭を眺めることが出来ます。パブリックスペースの中庭の空間を住空間に取り込み、住まいに愛着を感じられます。

中庭を包み込むルーバーの先には、石神井公園の樹木が見え、自分の住戸から中庭の空間を介して、公園の自然を楽しむことが出来ます。

 

中庭から空が見える「自分だけの空」とプライベート空間である住まい、パブリック空間である中庭、外部のパブリック空間である都市空間の自然が重層する空間を住まい手達は楽しむでしょう。