壁の森

ロンドン郊外に計画されたアトリエ、ギャラリー、ショップを併設するアーティスト・イン・レジデンスです。

「都市の余白」との言える高速道路の高架下が計画地です。

 

曲面のコンクリート打ち放しの壁面により、メインの空間をつくりだし、壁面をガラスボックスが貫きます。

ガラスボックスはそれぞれアーティストのアトリエや住まいです。

曲面のコンクリート壁に挟まれた広い空間は、アトリエやギャラリー、展示空間など様々な空間となります。

 

アトリエで集中して制作にあたる一方で、この広大な空間はコミュニケーションやインスピレーションを喚起する場となります。

コンクリート壁面を貫くガラスボックスの外部はギャラリーやショップとなり、開放的な空間となります。

曲面のコンクリート打ち放し壁面の間のスリットからは自然光が射し込み、変化する光は美を演出します。

 

コンクリート打ち放し壁面とガラスボックスによるシンプルなデザインにより、コストダウンとメンテナンスの向上に繋がります。

この空間でアーティスト達がお互い交歓し、研鑽を積み、お互い刺激し合うでしょう。

そして、喚起しあいながら、世界へと羽ばたいてゆく砦となります。

揺らめく 壁 光 ガラス 箱

DATA

  • Category:

    Urban

  • Type:

    アトリエ・ギャラリー・集合住宅

  • Location:

    ロンドン

  • Team:

    YDS

  • Size:

    54,000sqm

  • Status:

    IDEA