江戸フレーム

 東京の前身である江戸は、江戸幕府初代将軍・徳川家康から三代将軍・徳川家光にかけて基礎が作られました。

 家康が江戸に入る前は、江戸は未開の土地でした。

当時日本の全ての中心は京都であり、そのことは地名にも現れています。現在の滋賀県は「近江」、静岡県は「遠江」と呼ばれていましたが、近江は京都に近い湖(江)、遠江は京都から遠い湖(江)というのが由来です。

 江戸城を最初に築城したのは太田道灌で、家康が江戸に入る前は五代続く後北条氏が江戸を領国としていました。北条氏の中心都市は小田原であり、小田原は駿河と並ぶ東国の商業の中心として栄えていました。しかし、江戸は町の規模としても大きな街ではなく、「村」でした。

 1590年に豊臣秀吉の命令によって、徳川家康が江戸に入国します。

有力者であった、徳川家康をいわば遠国に追い払い、大坂・京界隈の中央を固めた秀吉でした。

秀吉の死後、関ヶ原の戦いで、徳川家康は、天下人としての地位を確固とします。織田信長の構想を経て、秀吉によって完成した当時の中心・大坂は政治・経済の中心から経済的都市となり、江戸は次の時代の政治的首都となります。徳川家によって、驚愕すべき大規模な土木・建築工事を経て、江戸城・江戸の街並が作られ、幕末から現代に至ります。

江戸 構造 都市計画

Photo : Yoshitaka Uchino

DATA

  • Category:

    Urban

  • Type:

    調査・都市計画

  • Location:

    東京都

  • Team:

    YDS

  • Size:

    -

  • Status:

    Completed